『海の都の物語』 塩野七生 を読んだ。

 『海の都の物語』 塩野七生 を読んだ。
 『ローマ人の物語』の大分前に書かれた作品。
 昔は、中公文庫の分厚い文庫本一冊で出ていたが、今は新潮社から薄っぺらな6巻本として出ている。
 内容は同じわけだから、一冊の文庫本を六冊に分けて出すのはどうかなー と思う。

 作品は、ヴェネツィアの千年の歴史。ローマ帝国の崩壊と共に生まれ、ナポレオンにより滅ぼされた小さくて大きな国家の物語。
 その時々で精一杯に生きた国家と人たち。時代の変化の中で、自らの国が成功したのと同じ理由で衰退していった。

 自分の思考過程にに強い影響を与えた作品である。

 中公文庫の分厚い文庫本は、何度も読み直したためボロボロになってしまった。

 新潮文庫版の表紙に書かれているヴェネツィア人たちの顔。 表の顔の中から、裏の顔がしみでている。
 
 

海の都の物語


  

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