少し前に、『イントゥルーダー』 高嶋哲夫 を読んだ。
内容は、昔の恋人との間に生まれた、一度もあったことのない子供が死んで、その周りで起こる色々な事件と、
父親である、コンピューター開発者の物語。
あれだね、コンピューターの世界は流れが速いから、その辺のところを、作品中に使ってしまうと、
ストーリーとは関係なく、なんとなく物語が陳腐化してしまうのだけど、
そんなこともなく、最後まできちんと読める作品です。
突然、昔の恋人が別れた後に生んだ子供が判明して、しかも我が子で、今重態だとか言われたら、
普通めちゃくちゃ混乱するでしょ。
顔を見に行かないわけにもいかないし、昔の恋人とも会わなきゃいけないしで、
今の家庭はあるしで、悪夢だよね。
ストーリーは、わかりやすいけど、最後はちょっとショック!
この本を読んだ後に、本屋に走って 『M8』『TSUNAMI』 を買ってきて、一気に読んでしまった。