前回では、ラズパイにmonoをインストールしました。
今回は、Googleのgoをインストールしてみます。並列処理に強いということで期待しています。
まずは、[apt-get]でインストールしてみます。
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sudo apt-get install golang |
以下の画面が表示されますので、そのまま[OK]でenterしてインストールを続けます。
インストール後、バージョンを確認します。
Ver.1.0.2です。最新版はVer1.5ですので、面白くないので最新版を手動でインストールします。
ここを参考にしました。
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cd $HOME #ホームにする必要があるのかな? curl http://dave.cheney.net/paste/go-linux-arm-bootstrap-c788a8e.tbz | tar xj curl https://storage.googleapis.com/golang/go1.5.1.src.tar.gz | tar xz ulimit -s 1024 #32bitなので cd $HOME/go/src env GO_TEST_TIMEOUT_SCALE=10 GOROOT_BOOTSTRAP=$HOME/go-linux-arm-bootstrap ./all.bash rm -rf $HOME/go-linux-arm-bootstrap #不要なので削除 |
build中は、4つのCPUを気持ちよく使ってくれます。一時間ぐらいはかかるでしょう。
PATHにgoのフォルダーを登録します。$HOMEに置いておくのも嫌なので、[/opt]にでも移動しましょう。PATHは、zshrcを利用しているので $HOME/.zshrc を書き換えます。
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sudo mv $HOME/go /opt #シェルスクリプトにgoのパスを設定します。 nano $HOME/.zshrc #以下を追加します。 export GOROOT="/opt/go" export GOBIN="/opt/go/bin" export PATH="${GOBIN}:${PATH}" |
シェルを再起動後、バージョンを確認します。
動かしてみます。
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nano Hello.go #プログラムを作ります。 package main import "fmt" func main() { fmt.Printf("Hello World!!\n") } |
はい、動きました。
次回は、monoで、GPIOを取得してみます。
第 1回 Raspberry Pi 2 の初期設定をしてみる-1
第 2回 Raspberry Pi 2 の初期設定をしてみる-2
第 3回 Raspberry Pi 2 の初期設定をしてみる-3
第 4回 Raspberry Pi 2 にWifiの設定をする
第 5回 Raspberry Pi 2 不要サービス停止
第 6回 Raspberry Pi 2 RAMディスクの設定
第 7回 Raspberry Pi 2 コンソールの設定
第 8回 Raspberry Pi 2 にウォッチドッグタイマーを導入する
第 9回 Raspberry Pi 2 でPythonの設定をする。
第10回 Raspberry Pi 2 でSambaの設定をする。
第11回 Windows10でPythonの開発環境を構築する。
第12回 Raspberry Pi 2のPython3でGPIOのパルスを取得する。
第13回 Raspberry Pi 2のPythonでGPIOを調べてみる。
第14回 Raspberry Pi 2のPythonでGPIOの割り込み処理をする。
第15回 Raspberry Pi 2のPython3でI2Cを設定する。
第16回 Raspberry Pi 2のPython3で加速度センサーを動かす。
第17回 Raspberry Pi 2にmonoをインストールしてC#を利用する。
第18回 Raspberry Pi 2にgoをインストールしてみる。
第19回 Raspberry Pi 2のGPIOをC#(mono)でパルス取得する。
第20回 Raspberry Pi 2のGPIO読み込みを、mono(C#)とPythonで比較する。